World of Concrete(ワールド・オブ・コンクリート)2019 ~視察ツアーについて④~

前回に引き続き、当ツアーの楽しみ方について、お伝え致します。

今回は「オプショナルツアー」についてです。


『オプショナルツアーの開催』

  ショー、カジノ、ショッピングもいいですが、せっかくラスベガスまで行くのですから、ラスベガスからいける日帰りの観光に出かけるのも面白いと思います。

  当ツアーでは、下の2種類のツアーをご用意しておりますので、お時間があれば参加してもてはいかがでしょうか。


◆ 「グランドキャニオン」

 グランドキャニオンは誰もが知っているアメリカを代表する観光名所です。

 ラスベガスから日帰りでいける距離になっていますので、多くの方がラスベガスを訪れた際のオプショナルツアーとして行かれています。

 起源は、今から7000万年前に起こったコロラド高原の地殻変動から始まり、コロラド川によって4000万年間かけて侵食されたきたといわれており、現在のような渓谷になったのは200万年前にもなります。

 最深部では20億年もの前の地層があるらしいのですが、これら最深部では深さが1,800mにもなりますので、近くで観察することは難しいかも知れません。

しかし、2億5千年前の地層から20億年前の地層が目の前で見ることができるので、地球の神秘を感じるのではないでしょうか。

 なんといってもその広大な自然の景色は、大変素晴らしいものです。


◆ 「フーバーダム」

 日本の方には馴染みが薄いのですが、アメリカ人ならほとんどの方なら知っている「フーバーダム」です。

 このダムはアメリカ最大のダムと呼ばれており、その貯水量は約400億トンにもなります。

 貯水量だけではピンとこないと思いますが、日本最大の黒部ダムの貯水量が約2億トンで、日本にあるダムを全て集めても、フーバーダムの貯水量には敵わないほどの量なのです。

1931年に着工され、1936年に完成されたのですが、その当時は、世界大恐慌とも呼ばれる時代だったにも関わらず、そして今のような便利な大型機械もなく、コンクリートの塊のような建造物を、わずか5年で完成させたのです。(黒部ダムでも完成まで7年です)

 そのような時代に数々の困難を乗り越え、世界最大級のダムを完成させたのは、アメリカ人にとって誇らしい事であるため、フーバーダムは誰もが知る観光名所になっているのです。

 またダムの前には、大きなアーチ型の橋「コロラドリバー橋」が架かっているのですが、この橋は日本の大林組が建設し2010年に完成しました。

コンクリートアーチを持った橋では、北アメリカ最長の橋です。

アメリカ最大であるフーバーダムに、日本の高い技術力で建設したコロラドリバー橋を同時に眺めるのも、このツアーの魅力のひとつと思われます。

 

 当ツアーのオプショナルツアーとして上記2つをご用意しております。


 参加方法は、申し込み完了後、旅行会社からの書類到着後に、参加の予約をするといった方法になります。


World of Concrete(ワールド・オブ・コンクリート)については、下記ブログでも情報を記載しておりますので、是非ご覧ください。

「コンクリートの世界」

http://consquare.blogspot.com/

 

World of Concrete (ワールド・オブ・コンクリート)

http://www.WorldofConcrete.com

2019年1月21日 - 25日

Las Vegas Convention Center(ラスベガス コンベンションセンター)

総出展者数:1,460社

来場者数:51,000人 (2018年実績)

MCIC Japan 建設コラム

MCICがアメリカ・日本の建設業界の情報について様々な視点から皆様へ発信していきます。

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